恋の手紙は殺しのレシピ?

13/19

334人が本棚に入れています
本棚に追加
/215ページ
「……何笑ってるんですか?」 今だ。少女の細腕では有り得ぬ力が一瞬緩んだ隙に、脱兎の如くその場から逃げ去った。 学校を出た辺りで、身が隠せる所が無いか捜した。 ……あの辺なら大丈夫か。 そこは長らく使われていなかった男子トイレ。男子トイレなら入って来ない……はず。 「はぁ……ふぅ……何だったんだ?」
/215ページ

最初のコメントを投稿しよう!

334人が本棚に入れています
本棚に追加