恋の手紙は殺しのレシピ?
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何にせよ、これで助かった。俺は肩を撫で下ろし、男子トイレの近くのベンチに腰掛けた。 「翔~~!!」 「大丈夫だったか!?」 遠くの方で声が聞こえる。 どうやら、いつものメンバーのようだ。 悠里はよほど心配したのか、積極的に話し掛けて来る。 祐も同じく。 だが、何故か梨菜だけはぶすくれていて、俺とは話そうとしない。……何でなんだろうな?
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