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雛樹は、花柄の弁当箱を持ちながら、視線をずっとこちらに傾けている。
……どうしたんだろうな?少し聞いてみるか。
「どうした?」
「………私、この学校に来たばかりで、その……友達が居ないんです。良かったら、一緒に御飯食べませんか?」
断ったら殺されそうだからな…………
一応付き合ってやるか。
「いいぜ。殺しに来た理由も少し知りたいしな……。ここじゃ話しにくいから、屋上に行くか」
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