恋の手紙は殺しのレシピ?

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またあの先生の長ったらしいHRも終り、俺はいつものメンバーで帰ろうと思っていた。 悠里、梨菜、祐の三人と一緒に。 俺は靴を取りに、下駄箱の中を覗いた。 そしたら、下駄箱の中に一通の手紙が入っていたのだ。内容は次の通りである。 [貴方に話があります。12時に物理室に来て下さい] ……先生か?それにしちゃあ、便箋があの固っ苦しいプリントではなく、多少砕けた感じの便箋である。 何より先生なら、放送で呼ぶか、直でいうはずだが…… それ以前に、誰? 心当たりなんざ、欠片程も無いが。 今……何時だ? 時計を見ると11時50分。充分間に合う。 俺は一緒に帰れないことを伝えに、3人が居る教室へと戻った。 「梨菜、悠里、祐。俺の下駄箱の中に、何か手紙が入ってた」
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