みんなへ

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こんなこと、直接言うのは照れるから、文字に表すことを許してね。 私はみんなに出逢えて本当に良かった。 みんなと出逢ってから、みんなに会える毎日はとても輝いていた。 こんな言い回しはどっかの熱血な青春小説みたいで、私はそういうのあまり好きじゃないけど、でも本当のこと。 それまではね、友達とかクラスメイトとか、気を遣わなくちゃいけなくて、面倒だなってずっと思ってた。 私は人見知りを結構するから、クラス自体に慣れた時は特別な友達なんか出来てなくて… 周りがもうグループ作ってて、取り残されてて… そんなことがよくあったの。 でも、みんなと出逢えてからは考えが少し変わった。 友達って、仲間って、こういうことを言うんだって、思うようになったの。 私がみんなに想うことは、全てを受け入れてくれて、お互いに甘えられて、お互いを叱れて、お互いを尊敬して大事に思って、そしてきっとお互いをみんな大好きだということ。 中学卒業して、高校バラバラになって、それでも休みにみんな時間を合わせて会って遊んだ。 カラオケして、ご飯食べて、お買い物して、お散歩して。 誰かの家に集まって、一日中だべってゲームして。 すごくすごく楽しかった。 きっとずっと大切な思い出になって心に残ってる。 この春で私達は高校も卒業して、大学もそれぞれ別々で、住む場所も地元離れるのがほとんど。 なかなか会えなくなってしまう。 でも、それでも私達はずっと繋がってるし、お互いを忘れたり絶対しない。 そう信じてるし、そうあってほしいと思う。 みんな大好き。 いつもそばにいてくれてありがとう。 そして、ずっとずっと大切な仲間。 大人になっても、家庭を持って、歳をとっても、絶対変わらない絆。 約束だからね。
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