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祈りはどんなに祈っても届かず
つぶやく声が寂しく刹那に消える。
もう何度引き裂かれ千切れただろう
希望が絶望に変わったのだろう。
今度こそ強くなると約束するわ
だから今はこの手を握っていて。
また開幕の合図が響く。
仕方無く繰り返しを踊る。
この世界を綴る物語
週末はあなただけのために‥‥
小さく祈り続ける。
ただただ幸せにと、
残された未来はもう少なくても
大切な物を守りとうしたい。
そのためには
神様に逆らうことも迷わずに厭わずに『罪』を犯す。
夏のセミのように儚くて
もうすぐ私が死ぬとしても
あなたのそばで笑って欲しい。
幸せをください。
もう一度初めましょう。
今度はきっと、
幸せな結末を期待して。
せめて最後のその時までずっと
優しく微笑んでいられるように‥‥
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