-2*出会いの理由-

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「俺がここに入って来た時どんな姿形をしていた?」 「えっと、丸くて黒く光ってて、でも気配は動物とはちょっと違って…… 不思議な力を感じた」 クラウンが言葉を探りながら言うと、ジルトは頷いて再び口を開く。 「あれは人の魂だ」 「魂…?」 新しい事を知れる事にキラキラと輝く瞳でクラウンは続きを促す。 「人や動物が死ぬっていうのは身体と魂が離れる事だ。 死ぬと身体は朽ちてやがて無くなる。」 時々頷きながらクラウンは真剣にジルトの話を聞いている。  
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