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[星視点]
修也「あー…バイト探さなきゃな…」
デパートからの帰り道に修也が小さく言った。
たくさん面接受けたって言ってたけど…全部駄目。
…なんか可哀想。
でも、もし修也が仕事見つかっちゃったら…。
『俺はガキが嫌いなんだよ』
……嫌だ。
修也が仕事始めたら"あいつ"の言うこと聞かなきゃならなくなる。
もう…痛い思いは嫌。
修也「…星??どうかしたか??」
星「……嫌…」
修也「…は??」
修也の不思議そうな声にハッとする。
自然と声が漏れてたみたい。
星「な、何でもないッ!」
と笑顔で返しておいた。
だって修也に知られたら俺嫌われちゃうから。
あんな事…
誰にも言えないんだ。
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