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「……し……て」 …誰?? 「…ほし…きて」 誰かが…俺を呼んでる…?? 舞華「星、起きてッ!!」 星「んっ……母、さん??」 舞華「星…ッ!良かった…」 重い瞼を開けば一気に光が入ってきて目がチカチカする。 目をこすりながら周りを見回せば直ぐに自分の部屋だって分かった。 星「……修也は??」 舞華「何言ってるの。星が倒れたから修也くんが連れてきてくれたのよ」 母さんの言葉を聞いて必死に倒れる前の事を思い出した。 頭が痛くなって くらくらして 気持ち悪くなって。 原因は確か…… ガチャ- ??「星くん起きた??」 ドアが開いたのと一緒に聞こえた声。 星「あ……ッ」 舞華「慎也(しんや)さん、心配してくれて有難う。星ならもう大丈夫」 慎也「そっか、良かった」 この声、この顔。 見ただけで気分が一気に悪くなる。 こいつの顔を見ていたら 思い出したくない記憶が一気に蘇る。  
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