第一章 -01-

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星「なぁ修也…」 修也「ん??」 星をほっといて洗濯物を干してたら背後から声をかけられた。 星「あのさ…」 修也「なんだよ??」 星「…やっぱなんでもないっ!ジュース貰うぞ」 振り返って見れば何時も通りに笑う星。 …引っかかる。 星は毎日俺ん家に来れば遠慮なしに遊んでるけど 今みたいに何かを言いかける事が何度かある。 そんな時、星の表情は暗くて声のトーンも低い。 気になってはいるんだけど… 星から言ってくれるのを待ってる。 無理に聞き出すのもどうかと思うし…。 星「修也っ!プラモデル組み立てて!!」 星「はいはい…」 なんとなく。 なんとなくだけど、今はこうして遊んでやるのが一番いいんじゃないかって思う。
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