共存生活

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僕はその頃駆け出しの料理人だった 高校は行くには行ったが退学になった いわゆるヤンキーである、バイクを乗り回しワキを乾かしながら生きていた ある日の仕事中盛り付け台にティッシュを細かく丸めた様なカスが落ちている、 『何やコレ?』 『知らないですが、掃除しておきます、スイマセン』 上司の問いに身に覚えが無い僕は答えた 掃除を終え、自宅に帰る、当時17歳の僕は21歳の女性と同棲していた 風呂に入ると犯人を発見する・・ワキである・・ 当時、遊びに出ても、食事に出てもトイレを借りる度に湿らせたトイレットペーパーでワキをリフレッシュさせるクセがついていた・・
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