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体育館に到着するとすでにそこにはたくさんの生徒がいた。
俺と和葉、しょんぼりしてる達也は自分のクラスの列に混ざって並んだ。
その途中見覚えのある女の子を視界の端に捉えた。
「あれ…あの子は…さっき、の?」
「ん?どうしたの恭?」
こういうときに鋭いのが達也の感だ。
「いやなんでもねぇよ」
「へぇ…あっそ~。まぁいいや」
それよりあれは…さっきの子だよな?
同じ学年なのか。
そんなことを思っていると始業式が始まった。
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