運命は英語で言うと…

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「えぇ~静かに。これより始業式を始める」 教頭が喋り始めた。 ちなみにうちの教頭はくそ真面目として有名だ。 真面目なのはいいが、融通が利かないのがたまにキズだ。 生徒の間ではカタブツというあだ名で呼ばれているが、嫌われてはいないようだ。 「校長の話し」 「おはよう。さて…みんな元気かな?今日からまた学校生活が始まる。気を引き締め1日1日を大切にし、楽しく過ごしなさい」 それだけ喋ると校長はステージから降りていった。 うちの校長は話しがとても短いのである。 ちなみに校長は教頭以上に真面目であるが融通の利く柔軟な対応力を持っているため、教師、生徒、父兄問わず評判がいい。 教頭がいつまでも校長に勝てないのは誰が見ても一目瞭然だ。 「校長、ありがとうございました」 その後は校歌を歌い 「これで始業式を終了する。解散!!」 という教頭の一言で始業式は終わり、生徒達は体育館からでていった。
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