出会い

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和葉は美少女の部類に入ると思う。 幼なじみで昔から見てきている俺が言うのもなんだが正直かわいい。 ついでにスタイルもなかなか。 和葉が彼女だったらなぁって何度か思ったことがあるけどさ… 性格がちょっと…ね。 わかるだろ? いきなり怒鳴り込んでくるような奴だよ? 「なぁ恭…俺はイタズラの対象なのか…?」 「ん…あぁそうだな」 口に出した覚えはないのだが何故考えてることがわかったのだろう。 不思議に思ったがとりあえず相槌をうっておいた。 「…俺はイタズラされるの好きじゃないんだけど?」 「うるせぇなぁ、いいだろ?ドMの達也くん」 俺は必殺ボディーブローを達也の鳩尾に食らわせてやった。 「ヒャウ!!…い…痛いけど…気持ち…いい」 達也は倒れた。 ちょっと変態な部分ってのはこのことだ・・・と思う。 「じゃあな達也」 そういって俺と和葉は倒れているモノを置いて歩きだした。 「気持ちいいわけあるかー!!ってあれ…?」 後ろから変な叫び声が聞こえた気がしたが気のせいだろう。 達也が周囲の人たちから冷たい目で見られたのは言うまでもない。
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