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「あぁ?もう起きたの?」
こいつの回復力には、正直驚いた。
「待てよ、もう…周りから変な目で見られただろ。まったく…いやまて…あの視線はやべぇな…気持ちいい」
あぁ…ついに新たな扉を開いたのか…そうかそうか
「じゃあな変態。俺達の友情も…ここまでだな」
「ちょ…冗談だから!!まって、恭!!和葉」
達也…いや変態は走って追いかけてきたんだが…
石で躓き和葉に抱き着くように倒れ込んだ。
なんてベタな展開だ。
「えっ…達也…いっ…いやー!!!!」
パチーンと心地好い音が響いた。
キレイな平手打ちだなぁ…
「はぅあ…」
達也は和葉から離れ道路に蹲った。
「和葉…大丈夫?」
「あわあわあわ…ごめん…むり恭弥…先にいくね…」
そういうと和葉は全力で走り出した。
てか
あわあわあわって口にするって…
なんだ…かわいいな。
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