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「美咲~!早く起きなさいよッ!」
「ん~…あと五分ぅ…」
眠い…お母さんがうるさく聞こえる。
あたし低血圧かも…
まだ眠い目をこすりながら美咲はしぶしぶベッドから出る。
「ふぁ~ぁ…おはよ…」
「おはよッて、今日は始業式なのよ!もう七時五十分じゃない!朝っぱらから遅れるんじゃないわよ!」
「うそ!ヤバッ!間に合わないッて!」
急いで髪をとかし、ヘアアイロンでストレートにする。
あとは香水をふるだけ。
(よし…何とか間に合う)
スカートを4かいおり、
ルーズソックスをはく。
「じゃあいってきまーす!」
「気を付けてね!」
あ~今日から2学期かぁ~学校早く行きたいな!
今日から自分を切り替えて頑張ろう!
美咲は外見ちょっとしたギャルなのだが、実はかなり真面目だったりする
「おはよ~!真美会いたかったよ~」
靴箱で梨沙が真美に抱きついている。
「あははッ梨沙やめてよ~あッ美咲じゃん!おはよ~元気だったぁ!?」
「きゃ~!美咲だぁ!」
二人がこっちにむかってはしってくる。
フラッ…えっ…
なぜかめまいがして美咲はその場に倒れてしまった。
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