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『・・・はぁ』
荷物を席に置き、一人の少年“翔澪院 凰火¨『しょうれいいん おうかだぞ』はため息をついた。
今日の汽車は、いつもより人が多いようであった。
なぜこんな日に限ってと、景色を見つめる
『・・・なぜあんなことに・・・』
外の景色を見ながら、昨夜あった事を思い出していた。
科学の発達した現代では、魔法使いや妖怪や吸血鬼なんて言ったら、笑い飛ばされ馬鹿にされるだろう。
実際のところ、吸血鬼は存在している。翔澪院 凰火自身が半吸血鬼で、学業生活を送りながら夜な夜な妖怪退治をしていた。
しかし、昨夜妖怪退治をしている所を友人に見られてしまったのだ。
その時の友人の顔は化け物を見たような顔だった。
しばらく悩んでるいると
?『隣の席いいかしら』
と女性が声をかけてきた
『いいが』
隣の席に変わった服装の女性が座わった
?『ねえあなた幻想郷て所へ行ってみない?』
『はあ幻想郷?』
?『幻想郷て言うのは妖怪と人間が住んでいて魔法が発達している世界よ。 人間界とは結界によって仕切られてるわ』
『ほぅ興味がある連れてってくれ』
?『名前を教えておくわ、私の名前は八雲 紫よ翔澪院 凰火君』
『なぜ・・・名前を知っている』
紫『それは向こうに付いてからよ』
(スキマを開く)
『どれ』
(スキマに入る)
するとそこで意識が途切れた。
夢の中
?『化け物が来るな』
『やめろ化け物じゃないオレは・・・』
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