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そこで目が覚めた
「ここは?」
畳みとしょうじがある古い部屋に居た
「さくら~さくら~」
外から歌が聞こえて来た
「さくら懐かしい歌だな、外へ出てみるか」
しょうじを開け歌が聞こえる方向に向かってみた。
「さくら~さくら~」
木の上で猫耳の少女が歌っている。
「猫?でも人間の形しているよな、コスプレか?」
悩んでいると向こうがこちらを見た。
「藍様~紫様~客人が目覚めました~」
すると一人見知らぬ九本の尾がある狐のような少女と紫が現れた現れた。
「あら目覚めたのね」
紫がそう言った
「もう夜ですけどね」
外はもう日が落ちていた
「えっと~紫は分かるんだ君達二人は誰?」
最初に狐の女の子が声をあげた
「私は八雲藍(やくも らん)だ」
次にさくらを歌っていた猫の少女が答えた
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