11人が本棚に入れています
本棚に追加
「私は橙(ちぇん)だよ」
そう猫耳の少女は答えた
「オレの名前は」
名前を言おうとすると。
「紫様から聞いていますよ凰火さん」
どうやら名前を、聞かされていたらしい。
「さん付けは苦手だな凰火でいい」
少し照れながらそう言った。
「では、私も藍でいいぞ」
「私は橙でいいよ」
そうやりとりしていると。
「そろそろ本題に入るわよと」
紫が言った。
「私はお茶入れてきますね、橙行くぞ」
「はいらんしゃま~」
橙は藍様と言ったつもりだが、緊張している為らんしゃまと言う発音になってしまったのだ。
藍は鼻血を出して悶えていた。
「あれは・・・」
藍の方向を指し聞いてみた
「あれは親バカよ気にしちゃだめよ」
最初のコメントを投稿しよう!