第一章幻想郷

4/7
前へ
/44ページ
次へ
「私は橙(ちぇん)だよ」 そう猫耳の少女は答えた 「オレの名前は」 名前を言おうとすると。 「紫様から聞いていますよ凰火さん」 どうやら名前を、聞かされていたらしい。 「さん付けは苦手だな凰火でいい」 少し照れながらそう言った。 「では、私も藍でいいぞ」 「私は橙でいいよ」 そうやりとりしていると。 「そろそろ本題に入るわよと」 紫が言った。 「私はお茶入れてきますね、橙行くぞ」 「はいらんしゃま~」 橙は藍様と言ったつもりだが、緊張している為らんしゃまと言う発音になってしまったのだ。 藍は鼻血を出して悶えていた。 「あれは・・・」 藍の方向を指し聞いてみた 「あれは親バカよ気にしちゃだめよ」
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加