第1章:入学

3/11
前へ
/36ページ
次へ
「…!?ぐがぁっ…!!!」 いきなり包帯が巻かれた片目を抑え、荒い息を吐き始めた。 「ハァッ…ハァッ…やめ…ろ…ハァッ…ハァッ…」 「がああぁぁ!!!!!!!」 大きな声で叫ぶ、木の中に隠れていた鳥は大空へ飛び立つ。 包帯をひきちぎり、何者かが操っている様な声で言った。 「クハハ…ワレコソシッコクノチノシハイシャ…」 周りの生徒は口々に【クッ…コイツは…】やら【コイツを見ていると眼が…ぐぁっ!】等とほざいていた。 「サワゲグミンヨ、ワレニチヲミセヨ!」
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

80人が本棚に入れています
本棚に追加