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気絶して目が覚めたら目の前にあの爽やかイケメン好青年の深上さんがいた。
「深上さん、わ…私何て事を💦心配かけてしまってすみません。」
「元気になって良かったですね😃安心しました。錐矢さんを抱き抱えて走ってる時に注目の的でしたよ。」
「アハハ😓私が、気絶して深上さんに抱き抱えられた…って、え~!?また、熱が出てきたかも?」
完全に深上さんにはまっている私がいる。初対面にしてそんな美味しいハプニング…私がおこした事だけど😓恥ずかしいけど嬉しい。でも、社内でのクールな私のイメージがかなり変わったかもね?(苦笑)
「また倒れそうになったら支えてあげますよ😃」
「…倒れないようにします😓また、深上さんに迷惑かけるのだけは嫌ですからね。」
「迷惑だなんて思ってませんよ😃女性は大事に扱わないといけませんからね?」
「確かにそうなんですけど、深上さんの場合女性にもてるから皆お熱になっちゃいますよ💦私だって例外じゃないし…また余計な事を😓」
「錐矢さん、僕だけにそういう可愛い所見せて下さいね?😃」
「えっ!?」
深上さんは、私の耳元で囁くと爽やかな笑顔で帰って行った。私の可愛い所を独り占めしたいって事?ダメだ、また熱におかされそう(笑)💦
カチャッ
「真癒~、体調どう?って、真癒!しっかりして~💦」
「そんなに頭を振らないでよ!遊(ゆう)」
「だって、真癒が熱に魘(うな)されてたから心配したのよ。」
「熱って言っても病気とかじゃないの!ある意味病気かも?(笑)」
「恋の病でしょ?😁」
「煩い💦」
「でも、あのクールな真癒がイケメン営業部の彼に抱き抱えられてるの見てビックリしちゃったわよ。」
「そりゃそうよね😓私は、冷静なOLだもの。まさか、契約相手先の営業マンの前で事もあろうか倒れるだなんて皆思っていないでしょうね。」
「相手があのイケメン相手じゃ真癒じゃなくても倒れるわよ😁」
「でも、私のイメージが台無しよ💦からかわれるのは嫌~!」
私にとって社内のイメージは大事。だけど、相手先のイケメン営業部の彼が気絶した私を抱き抱えて慌ててたってのを皆が見てたんだからクールで知的な女のイメージが崩れる。
「で、真癒。彼の携番とアドゲットしたの?」
「何でそうなるのよ?…!今気付いたけど、私仕事してない。課長に怒られるわ💦」
「ああ、それなら大丈夫よ。契約出来たみたいだからね😃」
「?」
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