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私は、深上さんのファンがいるのはあのルックス等で理解出来るけど抜け駆けとかじゃなくて本当に仕事の事でお詫び(お礼)がしたいだけだった。
「仕事の事ですから個人的なものではありません!」
『そうですか💦それは、失礼しました。錐矢さんみたいなしっかり者のOLに深上さん取られるんじゃないかって思って…』
「私は、仕事中にデートのお誘いなんかしませんよ。」
キッパリ言うと、電話相手の女性はやっと仕事用の深上さんの携帯番号を教えてくれた。
「ありがとうございます。」
『いえっ💦私、錐矢さんみたいなクールなOLに憧れてるんですよ😃』
「それはどうも😃」
気まずくなり後でフォローする彼女にクールに返した。此処は大人の女としての余裕を見せないといけない。器の小さい女と思われるのは嫌だから。
「真癒~らしくなったじゃない?クールで美人よ😃✨」
「仕事だからね😃美人じゃないけど…」
「何、謙遜してるのよ?真癒は、クールビューティーよ😃私は、真癒の事大好きだからね😁」
「ありがとう、遊😃」
深上さんの仕事用の携帯番号を教えてもらった私は、課長に説明し休憩室に向かった。
そして、誰もいない休憩室で緊張しながら深上さんの携帯番号にかけた。
『はい、深上です。』
「あっ…私、錐矢です。先程は、すみませんでした。課長に事情を聞いてお礼を言うように言われたので会社の方に深上さんの仕事用の携帯番号を聞いて…」
『お礼なんていいですよ😃ああ、でも折角だからお礼してもらってもいいですか?』
「はい、もちろんいいですよ。で、何をすればいいんですか?」
『会社が終わればでいいんですが、僕に付き合ってくれるだけでいいんです。僕のプライべートの携帯番号は、名刺に書いてありますからそちらにかけて下さい。』
名刺に深上さんの個人的な携帯番号が書かれてたなんて知らなかった。最初からそっちにかけてれば良かったなんて後で後悔する。相変わらずそういう所は抜けている😓
「分かりました。(何を付き合うんだろう?はっ!これって、内緒のデートだったりして?やばっ、顔がニヤケテきた💦)」
課長に深上さんに電話で礼を言ったと報告をすると、課長は何やら笑顔で予期せぬ事を言ってきた。
「錐矢君、折角だから深上君の所に行ってきなさい。深上君を待たせるのはいけないだろうからね?私は、深上君みたいな青年を気に入っているのだよ。だから、今日は帰っていい。」
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