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課長が深上さんを気に入ってるのは、彼の誠実な性格と爽やかで紳士な所だろう。自分の息子なら…と微笑ましい目で見てる。でも、深上さんの虜になったのは課長だけじゃなかった。他の男性社員さえも彼の優しさ気遣いなどに夢中だった😓
同性からも異性からももてる深上さんの魅力…それは、誰にでも優しくて爽やかで真面目で癒し系と言った所だろうか?そんな私も深上さんにはまってたりして?
「…という事なんで、課長命令で仕事は終わりました。強制だから従わざるをえない状況なんですよ💦」
『そうですか。分かりました😃じゃあ、錐矢さんの会社のロビーで待っていますよ。』
「そんな悪いです💦私がお礼を言う立場で待たせるだなんてとんでもないです。」
『僕が、錐矢さんを待っていたいのですよ😃』
「…分かりました😓直ぐに行きます。(私、深上さんに操られてるんじゃないかな?意のままって感じがする。けど、悪くないかも💓また、顔が💦)」
「真癒~✨良かったねぇ、深上さんとデート出来て?しかも、課長命令で早く帰れるなんて羨ましいわねぇ😁」
「遊!?いつからそこにいたのよ?それに、デートじゃないからね!あくまでも、仕事のお礼よ。」
「またまたぁ、照れちゃって。真癒ったら赤くなって可愛い💓頑張って落としてくるのよ~🎵」
「遊、面白がってるでしょ?」
遊にからかわれながらも私は、私服に着替えて一階のロビーに向かった。受付の女の子達の視線は、椅子に座って待っているイケメン好青年に釘付けで目の中がハートマークになっていた。
「錐矢さん!」
「深上さ…ん💦」
私が、ロビーに着いたのに気付いて深上さんは私の名前を呼んでくれた。すると、受付の女の子達は私を睨んだ。女は怖い生き物(笑)
「お昼まだだったから付き合ってくれませんか?」
「いいですよ😃私、お礼を兼ねて奢ります。」
「錐矢さん、僕はそういうお礼はいいんですよ。ただ、錐矢さんが僕に付き合ってくれるだけで十分お礼になりますからね?😃」
私が深上さんにご飯を奢るというのを彼はハッキリと断った。彼に付き合う事、つまり今日半日深上さんと行動を共にする事がお礼になると言う。
「分かりました😓深上さんについて行きます。何か、納得しないよ~な…」
「確かに僕だけが納得してる事ですね?錐矢さんは、僕に何をしたいですか?」
「いきなりですね😓でも、私は深上さんが喜んでくれるなら何でもします。」
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