山の中の展望台
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藤村さんは、仕事が終わるとよく夜景が見えるこの場所に連れてきてくれる。 そんなに高い山ではないのだけれど、 目が悪いあたしでも街の灯りがゆらゆらと映ってとても綺麗だったのを覚えてる。 晴れた日には星が見渡せて、雨の日は二人で傘を差して肩を並べた。 藤村さんを嫌だと感じないのは、 もうあたしの中の一部分が 藤村さんに寄り添っているからなんじゃあないのかなって 思う。
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