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この日私は彼が気になりつつも
特に接点もないまま翌日を迎えた。
―
『おはようございます。』
朝出勤するとすでに川崎さんは座っていて自分のスケジュール帳を眺めている。
私は昨日のプリンの味に感動したから話かけた。
『川崎さん』
彼は顔をあげる。
『はい』
その一言。
とても冷たく感じた…。
だけどめげず。
『昨日のプリンおいしかったです。』
と笑顔でいった。
『そうですか』
そういいまたスケジュール帳を見始めた。
へ?
へ~?
凄い冷たい空気に私はびびった。
外見は優しそうに見えるのに…。
だけどそんなギャップも私には
ときめきでしかなくて
心臓の拍動が早くなった。
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