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そっちがその気なら、こっちも乗ってやる! 「結局どうしたらいいの?もう、分かんないよ…」 落ち込んだ雰囲気を精一杯醸し出し、言ってみた 予想外の反応だったのか、龍介は少し戸惑いを見せる 『…いや、そのー……なんていうかー…』 「口に出せないようなことなの?」 必死で訴えるように、龍介のすぐ近くまで詰め寄り見つめてみた 明らかに動揺しだした 私、なかなかやるじゃない! 心の中で、自分自身を誉めた もう一度、龍介と目が合う その瞬間! なぜか、顔を龍介の両手で固定されている私…… 「…ふぇ?」 咄嗟のことで、変な声が出る すぐに、頭で理解し必死に抵抗したが龍介の力にかなうはずもなくまったく状況は変わらない それでも、諦めずに抵抗する私 龍介はそんな私にお構いなしに、顔を近付けてきた やばい!! そう思い、目をぎゅっと閉じた .
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