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俺たちは、家に帰り途方に暮れていた 母さんは、このままではいけないと思いすぐに近くのスーパーに働くことになった 俺たちも、今までのような生活は出来なくなり学校も転校することになった 今までずっと、裕福な生活しか知らなかった俺たちは毎日が苦痛で仕方なかった でも、一番苦痛を感じていたのは多分、母さんだった…… 生まれたときから、財閥の一人娘で苦労を知らず育った母さん…… 父さんと結婚してからも裕福な生活を送っていた 生まれて初めての仕事に、生まれて初めての家事全般…… 母さんは、日に日にやつれていった そんな生活が1年続いたある日……… 母さんは突然倒れた .
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