8.

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次の日、俺は祖母の行くことにした 家からそれほど遠くなかったため、道を聞きながらあまり迷わず付くことが出来た 何度見ても、大きい家…… 俺は大きく深呼吸をしてチャイムを鳴らした 『……はい、何のようでしょうか?』 俺と分かったのか、相変わらず冷たく言い放つ 『……母さんの事で話があり、来ました』 『私は聞くことは無いわ』 『……どうしても、お願いします。話だけでも聞いてください』 ……母さんの為にも、このまま帰るわけには行かない 俺はインターフォンに向けて、頭を下げた 『……話だけなのね?まぁいいわ、入って』 真剣さが伝わったのか、話だけでも聞いてもらえることになり俺は決意をして門に足を踏み入れた .
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