36579人が本棚に入れています
本棚に追加
『……あれ撮らない?』
龍介が指差している先には、プリクラが合った
「うん」
私が返事をすると、中に入り色々と操作をする
……龍介、慣れてるなぁ
『前は結構撮ってたから』
私の気持ちを読み取ったのか、そう言いながら少し苦笑いをした
それを見ると、女の子とだと言うことが分かった
そして、あっとゆう間に撮り終わり落書きをしてそこを後にした
『これ、ケータイに貼っとこ』
横で、撮ったプリクラを嬉しそうに貼っている
私はその様子を見ながら、自然に自分も笑顔になる
そのまま、他愛も無いな話をし家まで送ってもらった
『2日間、ありがとう』
「こっちこそ」
『明日からは、2日間は悠司さんとだね……』
そう言う龍介は、明らかに不機嫌そうな顔をしている
『……じゃあ、2日後にまたデート出来たらいいな』
そう言って笑いかけてくる龍介に、上手く笑い返すことが出来ない……
『じゃあ、ばいばい』
「……うん、ばいばい」
そして少し気まずさを残したまま、龍介を見送った
私は自分自身の気持ちが余計分からなくなり、もやもやする一方だった
.
最初のコメントを投稿しよう!