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『……あれ撮らない?』 龍介が指差している先には、プリクラが合った 「うん」 私が返事をすると、中に入り色々と操作をする ……龍介、慣れてるなぁ 『前は結構撮ってたから』 私の気持ちを読み取ったのか、そう言いながら少し苦笑いをした それを見ると、女の子とだと言うことが分かった そして、あっとゆう間に撮り終わり落書きをしてそこを後にした 『これ、ケータイに貼っとこ』 横で、撮ったプリクラを嬉しそうに貼っている 私はその様子を見ながら、自然に自分も笑顔になる そのまま、他愛も無いな話をし家まで送ってもらった 『2日間、ありがとう』 「こっちこそ」 『明日からは、2日間は悠司さんとだね……』 そう言う龍介は、明らかに不機嫌そうな顔をしている 『……じゃあ、2日後にまたデート出来たらいいな』 そう言って笑いかけてくる龍介に、上手く笑い返すことが出来ない…… 『じゃあ、ばいばい』 「……うん、ばいばい」 そして少し気まずさを残したまま、龍介を見送った 私は自分自身の気持ちが余計分からなくなり、もやもやする一方だった .
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