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『……仕事が終わり次第、家に迎えに行きますので待っていてください』 家に着くなり、すぐに悠司からの電話が鳴る あまりの良さにタイミングに、少し驚いた ……いつ仕事が終わるのかな? まぁ、いつ来ても良いように着替えといたほうが良いよね 何故か、いつも以上にそわそわしてしまう自分自身に変な感じがする 私は悩みに悩んで、白のシフォン素材のワンピースに着替えた 髪型も、少し巻いて高めポニーテールにした ……いつもと違うから変かな? さっきから、何度も鏡の前に立っては考えている その時、玄関のチャイムが鳴った 「はーい」 返事をし、玄関をあけるとスーツ姿で少しネクタイを緩めた悠司の姿 『……お待たせしました。では、行きましょうか?』 私は直ぐ様頷くと、悠司のあとに続き車に乗り込んだ .
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