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『梨奈さんにそれを聞いたら、何か変わるのか？』
悠司が半ば不機嫌になりながら、優里亜さんに尋ねる
悠司が不機嫌なの困るが、話題を遮ってくれた事には感謝する
『私が質問することに文句でもある？昔は、こんな風に反抗しなかったのにね』
『いつまでも、優里亜の言いなりじゃないからな』
悠司の発言に、優里亜さんが明らかに不機嫌になる
そして、私のほうへと振り向き振り向くと大きな目は私の目を捕らえて離さない
逸らしたいのに逸らせない、まるで何かの呪縛のように……
『梨奈ちゃんが居なかったら、悠司はこんな風にならなかった！悠司を、私に返してよ！』
あまりにも、自己中心的な考えに私の開いた口が塞がらない
そして改めて実感する……優里亜さん、手強い！手強すぎる！
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