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お金を払い、リムジンを降りた
ホテルはいかにも高そうで、敷居が高いという感じだった
何も出来ない私は、英語でチェックインの手続きをする悠司を横で黙って見ていた
本当に性格は悪いけど整った顔だなぁ…
マジマジと見つめていると手続きをすませた悠司がこちらを向いた
焦ってパッと、目を逸らす
『何ですか?ジロジロと。ほら、早く行きますよ』
そう言って私の腕をつかみ、引っ張って連れていった
エレベーターの中で
『シンコンリョコウデスカ?』
と、カタコトの日本語で荷物を持ってくれている、ボーイさんが話し掛けてきた
一応夫婦に見えるのか…
『えぇ。一応そうゆうことになりますね』
悠司が答えると、にっこりと笑い
『ハワイ、イイトコ!イッパイオモイデツクッテネ!』
と、カタコトながらもしっかりとした日本語を話すボーイさんに関心する私
そんな会話をしていると、部屋に着いた
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