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そして、ステーキ屋さんに着いた
本場のステーキ…
すっごい楽しみだっ!
悠司を引っ張って急いで店に入った
店員さんが中から出てきて喋りかけて来た……が英語でまったく分からない
チラッと悠司を見ると、やれやれというような顔をしたがすぐに返事をしてくれた
そして案内され、席につきメニューを渡された
わくわくしながら開く
しかしすべて英語で書かれているうえ、筆記体の様になっていて余計読めない
つくづく、英語が5段階中2だった自分を恨む
読めなくては頼めない
恥ずかしいが
「メニューが、読めません」
と正直に悠司に伝えた
目を見開き驚く悠司
『あなた、よく高校に入れましたね。まぁ、しょうがない。上から読みますよ?』
と嫌味を言いながらも、順番に読んでくれた
しかし、ステーキにそんな種類が合っても分からない私…
結局、悠司と同じ物を頼むことにした
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