4.

19/31
前へ
/338ページ
次へ
お風呂も部屋と同様、大きくて綺麗だった 私はのんびりと、お風呂に浸かり一日の疲れをとった パジャマに着替えたいが荷物鞄の奥にある為、わざわざ部屋に取りに行かないといけない 仕方なく、用意されたバスローブを着て部屋に戻る 悠司はソファーに座り、テレビを見ていた 私はパジャマに着替える為、旅行鞄を取りに向かった そして旅行鞄を開け、探っていると出てきたのは… 保健の授業でしか見たことの無いゴムだった 「えぇっ!?」 とっさに大きな声が出る私 その声に反応して、悠司が私の方に近づいてきた そして、私の手に持っているものを見て目を丸くする 「違う違う違うっ!入ってただけだから!」 『…僕のこと、襲う前提ですか。準備万端じゃないですか』 「本当に違うの!」 恥ずかしさで、目に涙が溜まる 『分かっていますよ。』 そう言うと、頭をポンと優しく叩いた 「襲わないよ!襲い方も分からないからねっ!?」 『信じてますよ。それに、僕は襲われるより襲う派です』 そう言うと、妖しく笑う とっさに、私は何歩か後退りをした .
/338ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36580人が本棚に入れています
本棚に追加