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お風呂も部屋と同様、大きくて綺麗だった
私はのんびりと、お風呂に浸かり一日の疲れをとった
パジャマに着替えたいが荷物鞄の奥にある為、わざわざ部屋に取りに行かないといけない
仕方なく、用意されたバスローブを着て部屋に戻る
悠司はソファーに座り、テレビを見ていた
私はパジャマに着替える為、旅行鞄を取りに向かった
そして旅行鞄を開け、探っていると出てきたのは…
保健の授業でしか見たことの無いゴムだった
「えぇっ!?」
とっさに大きな声が出る私
その声に反応して、悠司が私の方に近づいてきた
そして、私の手に持っているものを見て目を丸くする
「違う違う違うっ!入ってただけだから!」
『…僕のこと、襲う前提ですか。準備万端じゃないですか』
「本当に違うの!」
恥ずかしさで、目に涙が溜まる
『分かっていますよ。』
そう言うと、頭をポンと優しく叩いた
「襲わないよ!襲い方も分からないからねっ!?」
『信じてますよ。それに、僕は襲われるより襲う派です』
そう言うと、妖しく笑う
とっさに、私は何歩か後退りをした
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