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急いで着替え、リビングに向かう リビングでは悠司はネクタイをゆるめ、スーツを着たままの状態でテレビを見ていた 「お待たせー!」 『やっと準備できましたか。何食べに行きます?』 何にしようかなぁ… お寿司も食べたいし、ラーメンも食べたい! 私はこうゆう時に、なかなか決められない 『何と何で悩んでるんですか?』 「えっとねぇ…お寿司とラーメン!」 『僕はその2つなら、お寿司がいいです』 「じゃあ、お寿司で!」 悠司に決めてもらい、やっとご飯に出かけることになった 車の助手席に乗った瞬間、微かに香水の甘い香りがした 「悠司って、香水するの?」 『…しませんよ』 「…ふーん。でも、なんか甘い香りするよ?」 『そうですか…』 いつもより反応が少しおかしかったが、まったく気にもせずその話は流しておくことにした .
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