survive even your amount

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 私もティエリアも、諦めた表情はしていない。むしろ、希望に満ち溢れているような顔つきをしている。だから私は誓った。 (…私たちは、全員生き残る!) 『ガンダム各機、予定時刻通り出撃します。準備を!』  スメラギさんの声が私達の緊張感を戻す。 「それでは僕もセラヴィーに行く」 「うん」  ダンと床を蹴ると、ティエリアは廊下を進み始めた。 「…ティエリア!」 「…なんだ?」  くるっと振り返る。 「ありがとう。信じてるから!」 「あぁ、もちろんだ」  この先私たちを待ち構えてる運命がもし最悪だとしても。もし、あらゆる運が味方してくれなくても。  私達は、それすらも覆せる力を持っていると信じているから。  見ていて、ロックオン。私は…私達は、絶対生き残るから。  だから導いて。私達、ソレスタルビーイングを。 ―――――――――――fin.
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