1・昼休みの日課

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「奈央、ジュース。」 買ってこいという意味。 私の彼氏は、超俺様。 だから、 たまには逆らってやる。 「イ・ヤ!たまには自分で行っ……」 言い終わるよりも早く、航(ワタル)は私の腕を引っ張り、無理矢理――… 「――ン…ッ!?」 無理矢理唇を重ねる。 シャツを引っ張ろうが、叩こうが…ビクともしない。 てゆーか、 ここ教室なんですけど! 十数秒、濃厚な甘いキスを交わした後、やっと解放された。 昼休みのこの時間、周りの視線が酷く痛い。 「――わ、航~!?」 顔を真っ赤にした私に、耳元で甘く囁く。 「…行かないと…もっと恥ずかしい事するよ?」 「―――ッ!//」 行きます。行きます! ああ…もうっ! お手上げですよ。 負け犬気分。 そんな私の後ろ姿は、周りから見たら…どうなの?   昼休みの日課   「俺から見たら可愛すぎ。」 .
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