13・振られた日

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彼氏に振られたあの日。 もう一度恋をしよう。 そう思わせてくれたのは、紛れもないあなた。 「振られたぁ~…。」 「マジ!?」 「ちょっとぉ。人がへこんでるのに…。何で笑顔なのよっ!」 いくら普段ケンカ友達って言っても、ひどくない? 「や、ゴメン…泣くなってー!」 わしゃわしゃと、 乱暴に私の頭を撫でる。 知的な雰囲気を纏う…好きだった先輩とは違う、少し荒れた手。 日焼けした肌。 「…そりゃ…俺は嬉しいもんよ…。」 ポツリと呟くあなた。 ばぁか、丸聞こえ。 振られた日 「いつ告白しよっかな」 .
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