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今日は、俺の家に彼女が泊まりに来てる。
両親が旅行で不在の今、でかい3階建ての一軒家には俺達しかいない。
「こっち来なよ。寒いだろ?」
「う、うん。きゃっ!」
彼女はとてもドジで天然。
「ばか。そこ段差だっつーの。」
「―忘れてた…ごめん。」
――ヤベ。なに…その顔。
「あーもう…待てない。」
ベッドに彼女を押し倒す。
もちろん優しく。
「ひゃっ!?」
甘くキスをして、シャツの中に手を滑らせる。
その度に口から漏れる可愛い声が、更に俺の理性を飛ばす。
初めてじゃないのだけれど、何だか妙に…。
「…あんまり…いじめないでよ?」
くりくりっとした瞳で、俺を見上げる。
天窓からの明かり。
俺達が寄り添い1つになった影を映す。
お泊まり遊戯
「それ、無理だから。」
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