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ペテン師は、誰も許可してないのにタバコに火を点け…換気扇に置いてあった灰皿を手にとりうなずいてた。
…ん-(-_-;)
偉そうな態度にイラついたけど…ここは、旦那様に任せるしか仕方ない(-_-;)
だからアタシはトイレに入った途端、通話ボタンを押し…演技を開始した。
【もしもし…?】
そうアタシが出るやいなや…何も知らない岩崎クン。
【もっしー♪旦那様…もうすぐそちらに着きますからぁ(*^^*)♪今日の晩御飯は何ですか♪】
…こっちは今、飯どころじゃ、ね-んだよ(-_-;)
と、言いたい気持ちは押さえて押さえて…押さえつけ…演技開始(*^^*)
【うん(;_;)豚汁だよ(;_;)あのね…今変な男の人が家に上がり込んで、12万もする浄水器買わなきゃ帰ってくれないの(;_;)アタシの前でタバコもプカプカ吸うし…ヒクッ(;_;)…グスッ(;_;)】
勿論アタシ…真顔で話してます(*^^*)
すると、
【待っとれ…もう家着くで…ガチャ…】
( 」´0`)」怒ったよ-♪
( 」´0`)」岩崎クン…マジギレだよ-ん♪
勝手に切られた電話から、漂い出す…
恐ろしい雰囲気(*^^*)♪
演技が見事、岩崎クンに伝わりアタシはニコニコで、ペテン師の待つ台所に向かった。
…後は、岩崎クンの登場を待つのみ(*^^*)
アタシはワクワクしながら岩崎クンの帰りを、ペテン師と共に待った。
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