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白石さん
ママゴンと愉快な仲間達の生活がスタートしてから一年が過ぎた頃、ママゴンの勤める広告代理店に、白石さんが入社してきた。
白石大悟、歳はママゴンより六つ下の二十歳。
マダマダ、アオイネ。
しかし、仕事はママゴンより出来た。
営業成績も制作も、さらりと、なおかつ、きちんとこなしてゆく。
明るく温厚な人柄で、社内でも頼れる存在となっていった。
ママゴンノガ、センパイナノニネ。
そうして、さらに一年が過ぎる頃…
ママゴンと白石さんは、デキてしまった。
ヒミツノ、シャナイレンアイ。
といっても、二人が逢うのは、外回りの時間をやりくりしたり、平日休みを合わせたり、ごくたまに、ママゴンのカァチャンちに子供達が泊まりに行った時に飲みに行ったり、ラジバンダリで←シツコイネ…ゆっくり一緒に過ごせることなど、ほとんどなかったけれども。
そうして、瞬く間に三年の月日が流れていた。
二人が付き合いはじめてから四年目、ママゴン31歳、白石さん25歳、七海四年生、勇太二年生の夏…
喜劇は起きた。
マイツキクル、ヤツガコナイゾ!!
どうしたんだぁぁ~??
………どうも、こうない。
ママゴンの元に、コウノトリが舞い降りたのだった。
ゴカイニ~~ン。
こうして…
ママゴンの人生は、新たな幕を開けた。
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