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秀満「全軍二条城の入口全てを封鎖するのだ!
信忠を袋の鼠にせよ!!」
あいにくまだ信忠達が二条城内に籠っていると思っていた秀満は小路の細い道に隠れる信忠を発見出来ずにいたのだ。
二条城は堅い城門で閉じられ、兵士達も開けるのに苦労した。
そこで秀満は大量の鉄砲隊を城門前に集結させると一斉に発砲させた。
ババーン!!!!!!
城門に数百の弾丸が扉の割れ目めがけて次々と放たれ、木片が飛び散った。
そして数分後、とうとう扉は大きな音と一緒に崩れ始めた。
秀満「鉄砲隊はそのまま前進!!
敵を見つけ次第蜂の巣にするのだ!!」
秀満の号令の元で鉄砲隊は隊列を整え、一斉に城内に侵入した。
ガシャガシャ!………
侵入した鉄砲隊の眼前には人の気配の無い二条城と大量の油っ干草が撒かれた地面だった。
明智兵「敵の姿が無いぞ?………」
兵達が戸惑っている時外の長屋に潜んでいた信忠達は弓矢を構えた。
矢の先端には火がごうごうと燃える玉が付けられ、狙いを定めていた。
信忠「………放て!!!!」
シュババババ!!!!!…………
火矢は一斉に二条城の鉄砲隊の元に放たれて行った。
矢は空高くまで飛びやがて二条城の鉄砲隊に向かって落ちて行った.......
バシュ!!
明智兵「ギャアァァァ!!!!!」
火矢は鉄砲隊に次々と襲い掛かり、大混乱になった。
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