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たまに学校にいくと、毎回ある先生Sが僕に話し掛けてきていた。
その先生Sは僕に部活の勧誘をしにきていた。
やつらと対等にサッカーで戦えない悲しみと、いじめの絶望でいっぱいの僕は毎回知らん顔していた。
そんな日々が続き、なんとか2年に進級した僕に待っていたのはクラス替え。サッカー部の不良と離れられるチャンスだった。みごとにクラスが離れた。
しかし…やつらからのいじめは続いた。
クラスでは仲良くなった友達Mがいた。Mは野球部を退部していた。
ある日…先生Sが放課後音楽室に僕を呼び出した。
それをMに話すと…
『じゃあ一緒についていってあげるよ!』
と言ってついてきてくれた。
コンコン…失礼しまーす。
先生S『友達も一緒か!まあ座れ座れ。』
目の前にだしたのは…お菓子。
先生が学校で生徒に真顔でお菓子…ありえない。
するとMは…
いただきます!食べてしまった。
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