37316人が本棚に入れています
本棚に追加
/303ページ
そして終わったクラスマッチ、いろいろな奴等に目をつけられたが今現在俺は凄い女子やクラスメイトに囲まれている。
「カッコ良かったね」
「ナイスよシュンシュン!」
ああヤバい……今一番チヤホヤされている&なんちゃってモテモテと思った瞬間だった。
しかし、デレデレしている俺の腕を誰かが引っ張り外にだした。
「…………………」
美花だった、無表情で猫と一緒にこちらを見つめている。
「違うんだ美花!」
「………峻護……美花のもの」
慌てて言い訳しようとしたと同時に美花がダキッと抱き着いてくる。
ああ……やっぱり美花が一番可愛い。
「大丈夫だよ美花、俺が一番好きなのは美花だから」
抱き締めてあげると、胸の中でコクリと美花が頷いた。
「黒崎峻護、決着は体育祭でつける」
シュナイダーが俺の元にやってきて、握手して去って行った。
「ガッテム……また会おうぜ」
ストライダムも相変わらずガッテムの使い方おかしいが、俺に一言そう言い去って行った。
「Wii(ういぃぃぃ)」
ゴッサム井上、こいつは結局最後まで意味分からん奴だったな……
そうして数々の事故が起こったクラスマッチは幕を閉じた。
最初のコメントを投稿しよう!