あの丘につくころ

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忘れてしまった本当の自分を。 走る足を止めて、ゆっくり深呼吸してみると 何処までも走りたかった。…でもそれ以上走れなかった。あの頃… 遥かなる空を見て、かけて行く風の中 ポケットに希望だけをつめて、行こう。 数々の戸惑い…道は、一つじゃないよね 閉ざされた心を、開けたらいいな 太陽が眩しかったよ。 すこしだけ、自由になれた気がした あの丘につくころは、涙も渇いてる 素直にもう一度、笑えるかな 遥かなる空を見て、かけて行く風の中 ポケットに希望だけをつめて あの丘につくころは、涙も渇いてる 雲が流れてく…歩こうよ。終わりのないパズルをこの胸に抱いたまま いつになれば、辿り着けるのかな… 風の中で… 僕等も… あの丘につくころは…
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