運命の夜2

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運が悪い事にマッポに出くわしてしまった!! 一気にに逃げきれるか? ナンバー見られてるだろうから逃げてもダメか? 一気にスピード上げたとしても二人乗りだから追い付かれるかも… 後ろから猛スピードで追い掛けてくる、パトカーのライトはアップ目 バックミラーに反射して眩しい! 俺は逃げきれないと判断して、捕まらない程度の70キロ位で走った、あっという間にパトカーは追い付き一分くらい一定間隔のまま後ろを走行した後 「そこのバイク!ナンバー○○○止まりなさい!左側に寄せて止まりなさい」 「やっぱり呼ばれた!!」 こんな深夜に高校生みたいなのがバイクに乗っていたら止められない訳がない、ましてやこんなド田舎、昼間でも走っていたら止められる始末 「もう終わりだな…」 スピードをゆっくり落として左側に停めた、パトカーはライトを点けたままで三人の警官が降りて来た 「こんな夜中に何やってる?何処に行くんだ?免許証は?」 俺はヘルメットを脱がないで免許証を見せた 「顔確認するからヘルメット脱いでくれるか」 ヤバい!ヘルメット脱いだら酒臭いのバレる! 「何か脱げない理由でもあんのか?」 俺はヘルメットを脱いだ… 「んんっ?酒臭いな!お前高校生だろ!ちょっとこい!」 俺達二人はパトカーに連れて行かれ飲酒の測定をした 「高校生のクセに随分飲んでんな!このまま帰す訳にはいかないな! 署まできてもらうぞ!」 俺達はマッポにあーだこうだと言い訳やら文句を言ってるうちにバイクはマッポが乗って行き、○○警察署に連れて行かれた… 「離せって言ってんだろ!クソマッポ!触んなよ!コラ!」 幸成はおとなしい俺より喧嘩っぱやく気が短かった、俺も酒が入っていたので少し抵抗した 「お前らタダじゃすまねーからな!覚悟しとけよ!!」 もう一度飲酒測定をさせられ調書を取られ切符を切られ、正座させられて後悔していた 「無理でもあのまま逃げれば酒……飲んでなかったらな……あのまま逃げたら事故ってたかもしれない……逃げ切ってもナンバーで警察来るかも………」 「幸成の彼女は大丈夫だろうか?幸成わりいごめん!」 飲酒運転を後悔しながら、眠気が襲ってきた そのまま警察署で朝を迎える事になった………
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