ブルーの石版

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ラッセルは異星人が繁殖している現場に行き 一人の異星人に目をつけた 言葉が通じない事には話しにならない まずはジェスチャーでコンタクトをとった 不思議な事に異星人はラッセルにちかずき なついてきた 近寄ってみたら まるでその容赦は 爬虫類系の皮膚をしていて 恐竜が好きなラッセルは その一人の 異星人に興味を持った ラッセルはどうやら雌らしきその異星人を「イヴ」と呼んだ 「お前さん達が この地球に繁殖しようがしまいが 俺にとっちゃ正直どうでもいい話しだ 新しい人種として 繁栄してゆくのなら 君は新人種イヴと呼ぶにふさわしかろう」 イブは少し笑ったような気がした 「クアクア」 「なんだ お前 俺に近寄って来たのは コイツが気に入っただけらしいな」 イブはラッセルが首にぶら下げていた 例の掘り出した ガラクタの鉄くずにジャレついていた 「こんなもん俺の研究室に沢山あるぜ」 ラッセルはそういってイヴを自室に 招いた なんだか奇妙にも二人は意気投合してしまいイブはラッセルのアパートに数日同居していた
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