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異星人駆除開始
ラッセルとイブの日課は
お笑いテレビを見る事だった
中でも 二人のお気に入りは
「ソイヤシュピーン‼」
だった
これと言って意味はなく
やりたくなったら
やりたい時にやったらいい とゆう
フリータイプギャグであった
イヴは
上手く言えなかったが「クアピアピーン」と連呼して
ラッセルは馬鹿にして笑った
イブはちょっとムカついたが
一生懸命
「キュピん‼キュピーん」
と練習していた
ラッセルはイブを友達として本当に受け入れ始めた
そんな矢先
遠くでズドーン‼と激しい音がした
「なんだ?」
ラッセルが窓を除きこむ
空が真っ黒になり
無数の戦闘機が舞っていた
「ただ事じゃないぞこれ💦」
慌ててテレビをニュース番組に切り変えた
テレビにはあの軍事司令官グリードが演説中だった
「この戦いは正義の下に始まった‼我々の地球をあのよそ者どもから守らねばならん
奴らは何が目的なのか
憶測ではあるが
イナゴと一緒で星から星へ移住を繰り返す害虫にすぎんだろう
何ぶん時間がないのだ
繁殖力がすさまじく今では異星人の数は12億にたっした‼
駆除するしかないのだ どこの馬の骨かもわからん奴らを
これ以上自由にさせてたまるか‼」
やばい事になった💧ひとまずイブを
このままカナダの自室にかくまおう
明日 ペンタゴンに仕事でいかねばならないけど
イヴ大丈夫かな?
お留守番できるかな?
翌日 後ろ髪を引かれながらも ラッセルはペンタゴンへと向かった
今思うとなんて浅はかな行動をしてしまったのかと
悔やむに悔やみきれない…
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