第2章・校則はほどほどに守りましょう

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夏侯淵「おっ?綺麗になったな!」 大掃除を済ませた教室はつい1時間前までが戦場であった事など微塵も感じさせない 夏侯淵「よし、じゃあ……」 尚香「はーい……ノ」 夏侯淵「ん?なんだ?」 尚香「席替えしましょっ?」 孫策「さすが尚香だぜぇ!!」 孫権「兄上、お静かに……」 孫策「早くしようぜぇ!!」 夏侯淵「あー…まぁいっか…」 席替えデスマッチといえば学生にとって一大イベントである このイベントで今後の学園生活が決まると言っても過言ではない 夏侯淵「面倒だからまぁ適当に好きな子同士で座っちゃっていいぜ…?」 一同『ぅおっしゃぁあああ!!!!』 それを合図に席取り合戦が始まった とりあえず席を立ち辺りを見渡してみるが先生が『好きな子同士』と言ったおかげでカップルシートが多数… 尚香の隣なら…と、思ったが陸遜がちゃっかり陣取っていた (ρд;。もしかしてこの学園でも私一人ぼっち…? こうして頼る相手が無くなった私は動く事無くその場に座った 甘寧「お前一人なら隣いいか…?」 サツキ「……いいけど…」 爽やかな流し目に一瞬ドキッとしたが体中に赤くついた縄の跡を見て直ぐに我に返る私… (-.-;)痛そう…なんで何も突っ込まないんだろう… なんだかんだで学校生活を左右する席替えは終わった 姜維・張郤|大喬・孫策| キョチョ 趙雲・凌統|小喬・周瑜|周泰・孫権 尚香・陸遜|星彩・関平|馬超・魏延 貂蝉・呂布|サツキ・甘寧|甄姫・曹丕 好きな子同士で座っている事もあり、教室内はザワザワしていた 甘寧「お前頭いいか?」 サツキ「悪くは無いと思うけど…」 甘寧「俺入学テスト2位だったんだ…でさ、お袋が……」 サツキ「ケツから2番?」 甘寧「Σぁあ!?何で知ってんだよ?はぐらかしたのに……」 サツキ「だって上2は私だし…」 甘寧「お前性格悪ィな…;」 サツキ「……………」 甘寧「…………」 (=ω=;)この学園を卒業しても私の人生に何の得も無い気がする…
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