第2章・校則はほどほどに守りましょう

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一放課後一 サツキ「尚香…やっぱりコレ返すよ…」 尚香「あら?別に遠慮しなくてもいいのよ?」 サツキ「イヤ遠慮とかじゃなくて…ほら…劉備先生がヤキモチ妬いちゃうかもしれないし…」 尚香「ん~…そうねぇ…ごめんなさい…?」 そう言って尚香は去って行った… “ネギ”を片手に… (-.-;)はぁ… これからもこんな毎日が続くのかと思えば深いため息も着きたくなる… 関平「サツキ殿も大変でござるね…」 サツキ「…うん…ッテカ何で蜀軍の人達に睨まれたんだろ…?」 それは、涙無しでは語れない真実だった 関平「蜀は激しい財政難に陥っているでござるよ…野菜は作ってるでござるが売らないといけないでごさるから…尚香殿の差し入れは貴重な食料でござる。」 (つД`)ネギに涙する程酷いのか!? サツキ「そう…ごめんね…関平にとっても大事なネギだったんだね…(苦笑)」 関平「拙者はネギはちょっと…」 星彩「関平はネギなんて物を食べないの。」 (゜エ゚)いつの間に…? サツキ「アレルギー?」 関平「アレルギーというか…その…」 星彩「遺伝子が受け付けないのね。」 Σ( ̄□ ̄;)ポチーッッ!!!! 固まる私を残して二人は帰って行った… サツキ「さて…、帰るかな…マチも待ってるし…」 ↑遠い目 今日の夕暮れは関平とマチが重なる、何だか切ない夕日だった・・・
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